あばら臨←帝／短文02

△
11

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
▽

+09:00" dc:description="×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。function closeBlogInactiveCm(){document.getElementById('ninja-blog-inactive').style.display = "none";}" dc:identifier="http://abarabana.blog.shinobi.jp/Entry//" /> -->

□ [PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/11/23

+09:00" dc:description=" 　帝人→臨也の超短文。　右下の「つづき」からどうぞ。 " dc:identifier="http://abarabana.blog.shinobi.jp/Entry/53/" /> -->

□ 臨←帝／短文02

　帝人→臨也の超短文。
　右下の「つづき」からどうぞ。

－－－－－

　貴方に愛している、だとか、好きだ、とか。
　そんなことは一度も伝えたことはありませんでした。

　おそらく貴方は僕の感情を端から端まで知っていたとは思いますが、それでも残念でなりません。
　貴方がただ知っている、ことと、僕があなたに伝えることが出来た、ということでは意味合いが変わってくるのですから。
　僕は貴方を積極的に好きでありたかったけれど、貴方はたまに残忍な面を見せてくれるので、僕はそれの前に足踏みをしてしまいどうしても貴方に近づけずに居た。僕にとってそれは幸運だったのでしょう。分かっています。

　その幸運さえも貴方がくれたもの、というのは腹立たしい限りですが。

－－－－－